よくあるご質問
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Q1:"こんこうさん"とは どういう意味ですか?"江戸時代末期より、金光教が日本全国に広がるなか、当時の人たち(参拝される方々や、庶民の方)は、金光教、あるいは金光教の神様を、親しみを込めて"こんこうさん"と呼ぶようになったのが始まりです。「ちょっと"こんこうさん"にお参りに行ってくる」という具合でしょうか。「八坂さん」「お伊勢さん」などと同じようなものだと思われます。「"こんこうさん"の神様は霊験があるなぁ、畏ろしいくらい力もあるが、困ったときは必ず力になってくれる」そう慕われていたことがうかがえる『呼び方』です。
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Q2:金光教は神社ですか?お寺ですか?神社(神道)でもあり、お寺(仏教)でもあり、そして神社(神道)やお寺(仏教)のどちらでもない。金光教は、江戸時代に、そういった既成の概念(神か仏か)、組織(檀家制度や国家神道などの制度)や、習俗(日柄や方角)を超えて生まれました。形式や習慣に囚われす、縛られず、「私を幸せにする」「人を幸せにする」、それだけが「目的」であり、それ以外のことはあまり気にしません。 とはいえ、一般的に、金光教は『教派神道十三派』として呼ばれることもあり、神様をお祀りしておりますので、一般的には「お寺」より「神社」というのが近いのかもしれません。
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Q3:金光教はどういう宗教ですか?歴史としては、約160年前(江戸末期)から連綿と続いています。分類としては新興宗教(現在は新宗教というが)に区分されますが、新新宗教(昭和に起こった宗教)とは区別されます。金光教についてより詳しく知りたい方は、「問い合わせフォーム」や「お電話」にてご連絡ください。また、こちらの金光教の公式HPもご覧ください。 http://web-konkokyo.info/
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Q4:神様はいますか?ただ眺めることしかできない絶望的な状況の時には、神も仏もないといい、調子のいいときは、自分の力だと思う。では神様の出番はどこにあるのでしょうか。 皆様の神様のイメージはどのようなものでしょうか。白髪の老人?雲に乗っている?ふっくらとしている?男性?女性?それぞれのイメージがあると思います。人型のイメージもあると思いますが、“こんこうさん”の神様は、天地の営み、はたらきそのものであると考えています。 太陽が陽を照らす、花が咲く、私たちの心臓が動く、私たち人間をはじめ、すべてに命がある。これらの営みが“あり”、それらを私たちは神様であると考えています。商売が繁盛する、病気が治るということも、この先のこととしてのご利益ではないでしょうか。まずは命があることに感謝し、ここからの繁栄を願う。それが“こんこうさんの神様”であり、神様との付き合い方です。
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Q5:信仰がなくてもこれまで平穏に暮らせていますが、信仰する意味は何ですか?****(工事中)
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Q6:教会で願うとありますが、何を願えばいいのですか?何でもお願いしていただいて結構です。願われたことは、“こんこうさん”で一緒に、そして責任をもって神様にお願いをお届けさせていただきます。願っていけないことなどはありません、「なんでも願え」が基本です。悩みの解決、願望など、個人の願いに始まり、家族の願い、職場での願いなどがあると思います。しかし“こんこうさん”の願いは、「すべての人々の幸せです」。皆様の願いが成就し、そしてそれが他者、そして社会の全体の繁栄であることを願っています。ですので、まずは自分の願い、そして他人、そして社会のことを願うことをも大切にしています。
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Q7:入会金や年会費は必要ですか?入会金や年会費などはありませんし、物品購入のような金銭的な義務を課すことはありません。金光教の始まりとして「世には神を売って食う者が多いが此方(教祖、金光大神)は銭金では拝まぬ。神を商法にしてはならぬ」とあるためです。また,日常生活を離れた特別な修行を課すこともありません。さまざまな教会活動に参画する際の、簡単な参加費、教内新聞や刊行物を購入する際の購読費等は存在しますが,強制ではなく,すべて任意です。 教会には「お賽銭」や「お供え」をされる方もおられます。詳しくは「神様へのお賽銭、お供えはした方が良いですか?」をご覧ください。
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Q8:神様へのお賽銭、お供えはした方が良いですか?神様へのお賽銭、お供えも,個人の自由な意志に基づきます。 「お願い」による願い成就の「お礼」としてが基本であり、「神様にお礼のお供えさせていただきたい」という心が第一です。そしてそのお礼のお供えは「人が助かること」へ使わせていただきます。 かつては、その年初めて採れたお米や農作物を神様にお供えをし、天地の恵みへのお礼という意味でした(これをお初穂といいます)。現代でも、農業をされている方は農作物を、お勤めの方はお給料の一部を、ここまで無事に働くことができたことに感謝する意味を込めて、お礼の気持ちとしてお供えされる方が多くなりました。 お供えは、金銭や物品の有無でも、多少でもありません。これは、金光大神の「人が真(まこと)から供えるのは神も喜ばれるが、寄付を募って人の心や生活を痛めて(苦しめて)は、神は喜ばない」という教えに基づいています。
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Q9:願いが叶い、お礼のお供えをしたいのですがどうすればいいですか?まずはその気持ちを神様にお伝えしたいと思います。お結界にお進みいただき、その気持ちをお伝えください。また以下のページも参考にしていただければ思います。 http://web-konkokyo.info/konkokyo/sanpai/index_html#f02
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Q10:金光教には戒律がありますか?金光教の教えは,人を縛ったり、裁いたり、強制するものはありません。"絶対に従わなければならない"というものがないため,ご信者さんによっては"他の人に説明しづらい"とおっしゃる方もいらっしゃいます。このため,一人一人の信心(神様に気持ちを向けるこころ)は多様性に富みで柔軟です。様々な考え方を受け入れる温かな心と広い視野を育くみます。
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Q11:金光教について何も知らないのですか参拝しても良いですか?申し込みや手続きはありますか?何時まで空いていますか?教会は365日,どなたでもご参拝いただけます。朝は6時より、夜は20時を目安に開いております。申し込みなどは不要ですので、いつでもご参拝ください。「ふらっと看板を見て」「インターネットで調べて」などスタートは人それぞれです。不安なことがあれば、「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。守秘義務を厳守しますので、相談された内容が他所へ漏れることはありません。また宗教・宗派は問いませんので、どなたでもお取次ぎさせていただきます。
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Q12:お祈りの作法はありますか?お祈りの基本的な作法は①一礼,②四拍手,③心中祈念,④四拍手,⑤一礼となります。図解されているので以下のページも参考にしていただければと思います。 http://web-konkokyo.info/konkokyo/sanpai/index_html#f02 「作法」ももちろん大切ですが、作法を大切にするのと同様に、金光教では「心」を大切にします。作法が間違っていても構いません。それよりも“心”から、そして“一生懸命”であることが大切だと思っています。
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Q13:宗教はすでに時代遅れだと思うのですが…祈り、ご先祖様、など宗教と現代の生活は離れつつあるのは事実です。しかしそれが時代の流れであるならば、私たちは時代遅れでいいと思っていますし、むしろ時代に遅れていきたいくらいだと思っています。平易な言葉ですが、「時代が変わっても変わらない大切な物はある」と考えますし、それを大切にしない時代の方を私たちは疑っていかなければならいのかもしれません。
下記の挿絵は、『朝日新聞』の朝刊や『女性自身』(週刊誌)に長年連載を担当された漫画家のサトウサンペイ氏が描かれたものです。教会の雰囲気や参拝の作法など特徴を良く捉えご紹介されていますので、ぜひこちらもご参照ください。

出典:金光教徒社『神さま コンニチワ』
サトウサンペイ氏は、『女性自身』に毎週1ページ、宗教についての"絵ッセイ"(マンガと文)を1年間連載されました。この連載を補正・加筆したもので『ドダンバの神頼み』という本が出版されています(金光教の名前は伏せられています)。幼少期から教会にお参りされる中で、ご自身が経験されたことや感じたがことをコミカルかつ感性豊かに表現されています。以下に冒頭部分だけ抜粋いたしますので、こちらも合わせてご参照ください。

タイトル:『ドタンバの神頼み〜僕に取って神さまとは〜』
発行所:(株)光文社

〜前略〜
母がそうしてたびたび連れていってくれたおかげで、私は中学生ぐらいになると、試験の前の日には、なんの抵抗もなく一人で教会へ行って、
「神さま、あしたの試験、どうか良い点とれますように」
と頼んでくるようになった。すると、不思議なことに、日ごろ勉強していなかったのに、前の晩やったところが出たりして・・・。
これがこの本のタイトル『ドタンバの神頼み』の由来である。それから何十年たっても、そう変わってはいない。何かコトがあると、教会へ行って、
「神さま、どうか面白いマンガが、あまり時間かけないでサッサッとで来ますように」とか、
「神さま、来月の都民税、どうか納められますように」とか、
「神さま、カゼをひきました。早く治してくださいませ。ハクション!」とか、あいかわらず"ドタンバの神頼み"を繰り返しているのである。
でも、長い間に私は神さまが存在していることを信じるようになった。
「いったい、神さまってナンダ?」
私が人から聞いたことや、読んだことや、自分で感じたことを、マンガと文、つまり"絵ッセイ"風に書いてみたい。
〜後略〜
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